サントリーグループ 自社物流の取り組みを説明
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Image: weekly-net.co.jp
サントリーグループは10月18日、サントリーロジスティクス(武藤多賀志社長、大阪市北区)が運営する浦和美園共配センター(さいたま市緑区)で記者発表を行い、自社の物流の取り組みについて説明するとともに、センターや稼働中の自動運転フォークリフトの見学会を実施した。
サントリーホールディングスのサプライチェーン本部物流調達部の塚田哲也部長によると、飲料はトラックでの輸送量が多く、国内では20年前と比較し、市場規模は約15%増加しており、サントリーの飲料は2.8億ケースから4.5億ケースと約60%増加したという。
同部長は、飲料業界は製品の重量が重く、物量が多いという特性をあげ、多くのトラックが必要になると指摘。その上で、①運ぶ距離の短縮②積載率の向上③ドライバー待機時間の削減へのサントリーの取り組みを説明し、荷主側の変革が不可欠であると述べた。
特に積載効率では、運びやすさを重視し、3種類の飲料でペットボトルのデザインを変更。この3種類のみならず、運びやすいデザインのペットボトルの製作を今後計画していく。
サントリーロジスティクス埼玉支店の小島達也リーダーは、同センターにおけるドライバー待機時間削減の工夫について解説。自動受付システムの稼働や床面低床タイプのフロア設計で、滞在時間が30分強に短縮できたことを説明した。
同社では今後、業界での連携や協働も積極的に検討していくという。
◎関連リンク→ サントリーロジスティクス株式会社
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