千葉県八街市で発生した、建設業のトラックが下校中の小学生5人の列に突っ込み2人が死亡した事故で、容疑者のドライバーの呼気から基準値を上回るアルコールが検出されたことを受け、「白ナンバー」の事業者へのアルコール検知器使用の義務付けなど安全運転管理の厳格化を求める声が高まっている。ただ、事実関係は不明だが、容疑者は「特定貨物自動車運送事業」を手掛けていると称する運送子会社に所属しており、同事業許可を巡る課題も浮上。同じ悲劇を繰り返さないためにも、営自転換を更に促進するとともに、運輸当局は「緑ナンバー」とのグレーゾーンにメスを入れることも俎上(そじょう)に載せる必要がありそうだ。(田中信也、井内亨、北原秀紀)
【写真=日頃からドライバーへの飲酒検査を行っていなかったとみられる】


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