ENEOSウイング(名古屋市中区)は1日、浜松市北区の「三ヶ日インターTS」の隣接敷地内に中継輸送拠点として「EW三ヶ日コネクトステーション」を開設した。

 

最大8台の駐車が可能で、乗務員の交代やヘッド交換で活用できる。フリート契約のユーザーが対象。1営業日前までにメールで利用を申し込む予約制で、1枠は1時間30分から2時間程度を想定。車番を拠点入口に設置されたカメラが読み込み、ゲートが開く仕組み。

 

「燃料販社として、2024年問題などの課題に直面されているユーザーの役に立とうと検討を重ねてきた」と切り出すのは同社営業本部の尾崎悟志氏。「三ヶ日の店舗敷地内に有休スペースがあり、中継輸送の拠点として活用できないかと1年ほど前から整地などの準備を進めてきた」と振り返る。「一部ユーザーには事前に案内していたが、ニーズは間違いなくあると感じている。報道発表後も複数社から問い合わせが来ている」と、関心の高さがうかがえるという。

 

「三ヶ日インターTS」では、Wi―Fi環境を整備した休憩スペースとシャワーブースも完備。東名高速「三ヶ日IC」からほど近い立地で、「高速利用の前後の中継に適した立地」。

 

尾崎氏は、「これまで当社と取引がない場合でも、これからの新規契約で拠点をご利用いただける。最寄りの当社支店にぜひ連絡を」と呼びかけ、「今後も中継拠点の拡充を進めていければと考えている。フリート事業とあわせて、ユーザーをサポートしていきたい」と語った。

 

◎関連リンク→ EW三ヶ日コネクトステーション