厚生労働省は6月22日、脳・心臓疾患の労働災害認定基準を20年ぶりに見直す方向で大詰めの審議を行った。残業時間が1カ月平均で80時間を超えるなど、いわゆる「過労死ライン」に達しない場合でも、勤務時間の不規則性や、事業場以外への移動などの要因を総合的に勘案し、認定する方針。同日の「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」(磯博康座長、大阪大学大学院教授)の会合で報告書案を示した。(田中信也)
【写真=有識者検討会の会合で協議】


記事の続きは『物流ニッポン』でお読みいただけます。
物流ニッポンは全国8支局で、地域に密着した業界の情報をお届けしています。
購読・電子版のお申し込みはページ上のバナーをクリック。
無料試読(1カ月)もご利用ください。