冷凍・チルド輸送を手掛ける日東物流(菅原拓也社長、千葉県四街道市)では、10月1日から、トラックや社用車など、同社が保有するすべての車両での完全禁煙化を実施することを発表した。

同社は、経産省と日本健康会議が共同で実施する「健康優良法人2021」の中小規模法人部門において、「ブライト500」の認定を受けるなど、健康経営に積極的に取り組んでいる。

また、運行安全管理の徹底や従業員の生活安全向上、そして物流・運送業界全体が抱えるイメージ変革やサービスの質の向上の観点から、喫煙による健康問題にも積極的で、構内での分煙化や喫煙スペースの縮小の推進、さらには安全衛生委員会が主体となって、2018年から社内「禁煙キャンペーン」を展開、継続的に従業員の禁煙化に取り組むことで、昨年度は55.9%まで非喫煙率を上昇させている。

こうした取り組みから今回、トラック車内の完全禁煙化に踏み切る。

同社では、今回の車内禁煙化について、「喫煙者だけでなく、お客様や家族など、周囲のすべての人々の健康維持・増進を図り、さらなる物流サービスの向上を目指していきたい」と話している。

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