越境ECと従来便で扱いが真っ二つ!郵便値上げの裏側

テルヤン:なぁカズキ、郵便局の国際便が来年2月から値上げするらしいねんけどな、これがなんやおもろい話やねん。

 

カズキ:なんや、また値上げかいな。どこもかしこも上げよるな最近。

 

テルヤン:せやねんけどな、実はな、全部が全部ただの値上げちゃうねん。ここに郵便局の戦略が透けて見えるっちゅう話やで。

 

カズキ:ほう、どういうこっちゃ?

 

テルヤン:アメリカ向けのEMSでな、1キロまでが5300円から7400円になるんや。これ4割増しやで。しかも500グラム以下は区分なくなって9割も跳ね上がるっちゅうエグさや。

 

カズキ:うわぁ、それはキツいな。でもコストが上がっとるんやったらしゃあないんちゃうん?

 

テルヤン:まぁそう説明しとるんやけどな、原油高とか円安とか物価高で海外の輸送費と配達費が膨らんどるからって。でもな、おもろいのはここからやねん。

 

数字が語る郵便局の本音!縮む商品には値上げのみ

国際郵便の小包と配送サービスのイメージ
画像: Pixabay

カズキ:何がそんなにおもろいねん?

 

テルヤン:実はな、同じ国際便でもエアパケットっちゅう小型の荷物はな、3割の値上げで済んどるねん。しかもや、越境ECっちゅうネット通販向けには割引を新しく作るって言うとるんや。

 

カズキ:ん?つまりどういうことや?

 

テルヤン:せやからな、減っとる商品には値上げだけ、増えとる商品には割引も付けますっちゅう話やねん。EMSと小包はな、前の年から8.9%減と11.1%減や。収益もガンガン落ちとる。

 

カズキ:あー、なるほどな。客離れしとる商品は値上げして、人気ある商品は割引でさらに伸ばそう思うとるわけか。

 

テルヤン:そういうこっちゃ!国内でもな、普通の郵便物は6.5%減っとるのに、ゆうパケットは4.7%増、ゆうパックも1.3%増やねん。伸びとる方は追跡できて安い小口便ばっかりや。

 

カズキ:時代がそっちに流れとるんやな。でも減っとる方も値上げしたらもっと減るんちゃうん?

 

テルヤン:そこがミソやねん。郵便局は減らしたくない商品にだけ手当て付けとるんや。UGXっちゅう国際宅配便でもな、越境EC向けのサービスをアメリカ、カナダ、欧州、アジアへバンバン広げとる。

 

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ドライバー目線で見る配送商品の選別時代

カズキ:でもこれ、現場で荷物運んどるドライバーさんからしたらどうなん?

 

テルヤン:それがな、ちょっとややこしい話になるんやけど、実は矛盾もあるねん。伸びとるゆうパックもな、10月から平均10%値上げしとるんや。

 

カズキ:え、伸びとる商品も上げとるんかい!さっきの話と違うやんけ。

 

テルヤン:せやねん。ただな、ゆうパックには郵便局アプリで還元キャンペーンやるって言うとるし、ゆうパケットは東京・大阪間で配達日数を1日早めたりしとるんや。つまり値上げするけど付加価値も付けますよって話やな。

 

カズキ:なるほどな。値段上げるだけやなくて、サービスも良うするから許してやっちゅうことか。

 

テルヤン:そういうこっちゃ。EMSと小包には今回そういう手当てが一切ないねん。値上げの理由はコスト増、割引や速度向上の理由は市場拡大や需要って、理屈を使い分けとるわけや。

 

カズキ:うわぁ、それ露骨やな。でもビジネスとしては当然なんかもしれんけど。

 

運送現場が注目すべきは価格の上げ下げやなく戦略の方向性

国際郵便の小包と配送サービスのイメージ
画像: Pixabay

テルヤン:でもな、ここで見るべきポイントがあるねん。値上げするかせえへんかやなくて、値上げに何を添えたかっちゅうことや。

 

カズキ:ほう、どういうこっちゃ?

 

テルヤン:郵便局が本気で伸ばしたい商品には、割引なり速度向上なり還元策なりが必ずセットになっとるんや。逆に何も付いてへん商品は、もう伸びひんと見切っとる可能性があるっちゅうこっちゃ。

 

カズキ:なるほどな。EMSはすでに減っとるのに値上げだけやから、さらに減る心配もあるわけやな。

 

テルヤン:せや。ただな、越境ECの大口の荷主と取引始めて、その縁を国内の荷物にも広げたいっちゅう狙いもあるかもしれへん。でも国内の値上げ発表の8日後に国際便の値上げ発表したんは、その説明とは噛み合わへんけどな。

 

カズキ:ややこしいな。結局どうなるんや?

 

テルヤン:来年2月以降に国際特定記録の割引がどれくらいになるか、10月末から拡大するUGXの利用がどう動くかで分かるやろな。EMSで送られとった軽い荷物がどっちに流れるかで、郵便局の読みが当たっとるか外れとるかハッキリするわ。

 

カズキ:運送業界全体で見ても、こういう選別の時代になってきとるっちゅうことやな。うちらも他人事やないで。

 

テルヤン:ほんまやな。値段だけ見て文句言うとったらアカン時代や。どの荷物を運ぶか、どのサービスに力入れるか、戦略的に考えなアカンっちゅうことやで。コンプライアンスも守りながらな!

 

カズキ:最後それ無理やりやろ!

 

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