これ、ホンマに仕事できる暑さなん?

テルヤン:なぁカズキ、この夏エグない?物流業界がもう限界きてるらしいで!

 

カズキ:何がそんなヤバいねん?暑いのはわかるけど。

 

テルヤン:せやねん。企業対象のアンケート調査でな、気温が35度とか40度超える日に業務が回らんくなった会社が半分もおるんやて。2026年7月中旬に1194社に聞いたら、ちょうど50パーセントが支障出たって答えてるねん。

 

カズキ:半分て!そんなに影響出とるんか。

 

テルヤン:そうやねん。しかもな、最近1年から2年で暑さ対策を強くしたり、これからやろうとしてる企業が87.8パーセントもおるんやて。もう待ったなしの状況や。

 

カズキ:ほぼ全部の会社が動いてるやん。どんな対策してるんや?

 

テルヤン:一番多いんが水とか塩分の補給品配るやつで61.2パーセント。次が空調設備とか遮熱シート、扇風機を増やすのが47.8パーセントや。人にも設備にもお金かけてるんやな。

 

カズキ:そら当然やろ。これもう気候変動による事業リスクやもん。BCPの一環として本気で取り組まなアカンやつやで。

 

現場ではどんなことが実際に起きてんの?

猛暑の中で作業する物流倉庫の様子
画像: Pixabay

テルヤン:運送と倉庫の業界ではな、もっと踏み込んだ取り組みしてる会社もあるんやで。

 

カズキ:例えばどんなんや?

 

テルヤン:去年から全員のドライバーに深部体温が測れる熱中症対策機器を渡してる会社があるんやて。本人が気づく前に体調の変化をキャッチできるっちゅう仕組みや。

 

カズキ:それええな!個人任せにせんと、システムで守るってことやな。

 

テルヤン:せやねん。あとな、安全衛生推進者がリーダーシップとって予防を呼びかけてる事例もあるで。現場任せやなくて、組織全体の管理項目として扱ってるんや。

 

カズキ:そら労働安全衛生法の観点からも必須やもんな。雇用主の安全配慮義務やで。

 

テルヤン:でもな、ここからが深刻な話でな。危険レベルの暑さが増えてきたから、作業時間を短くしたり気温のピーク時間を避けたりしてるって声があるんや。

 

カズキ:それ、2024年問題とぶつかるやん!時間外労働が年960時間までやろ?

 

テルヤン:そこやねん!安全のために休憩延ばしたり作業短くしたら、限られた時間で処理できる量が減るやん。輸送力維持との間で完全にジレンマ状態や。運行計画も荷役計画も根本から見直さなアカンくなってるんやて。

 

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ドライバーさんと荷主の関係はどうなってんの?

カズキ:これ、運送会社だけの問題ちゃうやろ?

 

テルヤン:その通り!めっちゃ鋭いやん。実はな、荷主に対して手積み手降ろしやめて、パレット使ったリフト作業に変えてくれってお願いしてる会社があるんやて。

 

カズキ:手作業は身体への負担デカいもんな。高温やったらもっとキツいやろし。

 

テルヤン:せやねん。パレットでまとめるユニットロード化ってやつは、暑さから解放されるだけやなくて、荷待ちや荷役の長時間作業も大幅に削れるんや。2024年問題の主要因を解決できる有効な手段やで。

 

カズキ:でもそれ、荷主側の設備変更とか工程の見直しが必要やんな。

 

テルヤン:そうやねん。しかもパレット規格の標準化、例えば1100ミリ×1100ミリのT11型とかに揃えなアカンねん。つまり、物流会社だけやなくて、荷主も含めたサプライチェーン全体で調整せなあかんテーマになってるんや。

 

カズキ:そらそうやな。発注先の理解と協力なしには十分な対策とれへんってことか。

 

テルヤン:その通り!実際そういう声も上がっててな。取引先との協力関係が今まで以上に重要になってきてるんや。暑さ対策が従業員の健康管理だけやなくて、荷役方法、配送時間、荷主との取引条件にまで関わる大きなテーマになってるんやで。

 

これからの物流業界はどう動くべきなん?

猛暑の中で作業する物流倉庫の様子
画像: Pixabay

カズキ:結局、もう暑さを前提に物流を組み立てる時代に入ったってことやな。

 

テルヤン:まさにそれや!猛暑はもう一時的な現象やなくて、事業中断リスクとして認識せなアカンねん。被害を最小限に抑えて、インフラとしての物流網を守るための長期的な適応策が必要なんや。

 

カズキ:ドライバーの皆さんにとっては、自分の会社がどんな対策してるか確認することが大事やな。深部体温計の支給とか、組織的な安全管理体制があるかとか。

 

テルヤン:ほんまそれ。あとは荷主との関係性もポイントやで。パレット化とか作業環境の改善を一緒に進めてくれる取引先かどうかで、働きやすさが全然変わってくるからな。

 

カズキ:2024年問題と猛暑対策、両方クリアせなアカンって相当ハードル高いけど、業界全体で知恵出し合うしかないな。ドライバーさんも声上げていくことが大切やで!

 

テルヤン:ほんまやで。暑さで倒れてまでやる仕事なんかないんやから、安全第一でいこうや!

 

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出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5fb2f38f2f4ccf6d2e09c8894df8dd7578c5ddcf

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