イランが海峡開けたゆうても船は通らへんやん

テルヤン:なぁカズキ、ホルムズ海峡がついに開いたゆうニュース出とるで!これで物流業界も一安心やな!

 

カズキ:ちょっと待てや。開いた開いたゆうても、実際に船通っとんのか?

 

テルヤン:それがな、17日にイランの外相が「完全開放や!」ってドヤ顔で発表したんやけど、その日に通った船はたったの2隻やねんて。

 

カズキ:2隻て!普段は1日で100隻くらい通っとったのに、それはあかんやろ!開いたゆうても看板だけやないか。

 

テルヤン:せやねん。マースクとか日本郵船とか、大手の船会社でまだ再開宣言した会社が1つもないねん。みんな様子見しとる状態や。

 

カズキ:そら当たり前やろ。原油先物は12%も急落して喜んどる人おるけど、現場の荷物は全然追いついてへんねんから。値段だけ先走っとるパターンやん。

 

テルヤン:しかもな、4月12日までの累計通航量が戦前と比べて95%減っとるねんて。ほぼ止まったままやで。

 

カズキ:それ完全に「開放」ちゃうやん。詐欺みたいな話やな。

船を通すにはイラン軍の許可がいるねんて

海峡を通る物流コンテナ船と港湾施設
画像: Pixabay

テルヤン:実はな、今のホルムズ海峡って自由に通れるわけやないねん。イランの革命防衛隊が許可制にしとるんや。

 

カズキ:許可制?どういうことや?

 

テルヤン:船会社は事前に申請書出して、指定された航路を軍のエスコート付きで通らなあかんねん。しかも通行料を人民元で払わされた船もあるらしいで。

 

カズキ:それもう自由航行やないやん!高速道路の料金所みたいになっとるやないか。

 

テルヤン:せや。9日に通ったタンカーは200万ドル規模の通行料払って、検査官まで乗せられたらしいわ。

 

カズキ:ぼったくりバーかよ。アメリカはこの仕組み認めてへんし、オマーンも国際協定違反やゆうて拒否しとるやん。揉めるの確定やな。

 

テルヤン:さらにな、戦争危険特約の保険料が戦前は0.02%やったのに、今は0.8%から1%くらいで高止まりしとんねん。下がったとはいえまだ高いで。

 

カズキ:保険が高いままってことは、リスクが消えてへんってことやろ。船会社が動かへんのも納得やわ。

 

テルヤン:ちなみに海峡の西側には3200隻も船が滞留しとって、そのうち800隻以上がタンカーと貨物船やねんて。みんな止まったまんまや。

 

カズキ:それ物流業界的には完全に詰んどるやん。荷主さんはいつ届くか分からへん状態やろ。

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値段より怖いのは物が来ひん恐怖やで

テルヤン:ここからがほんまにヤバいねんけど、今までは燃料代が上がるとか運賃が高くなるとかの話やったやん。

 

カズキ:せやな。それやったら燃料サーチャージで調整できるしな。

 

テルヤン:ところがや、4月に入ってから話が変わってきたんや。値段やなくて「量が確保できへん」問題に変わってきとんねん。

 

カズキ:どういうことや?

 

テルヤン:三井化学とか旭化成とかが工場の稼働率下げとんねん。日本のナフサ輸入の74%がホルムズ経由やから、原料が入ってこんくなって製造できへんのや。

 

カズキ:工場止めるレベルなんか。それエチレンが作られへんかったら、その先のポリエチレンとかPET容器とかも全部止まるやん。

 

テルヤン:せやねん。食品の包装フィルムとか自動車のバンパーとか、樹脂使う製品全般に影響出てくるんや。納期遅延どころか受注制限まで起きとるで。

 

カズキ:これは運賃交渉とかそういう次元やないな。発注先から「納期未定です」って連絡来たら、契約あっても意味ないもんな。

 

テルヤン:しかも軽油の補助金が4月16日から48.1円から35.5円に減らされとるから、物流業者の燃料負担もまた上がってくるんやで。

 

カズキ:ダブルパンチやないか。物は来ひん、コストは上がる。これ現場のドライバーさんたまったもんやないで。

22日が次の分かれ目やけど備えとく方が賢いで

海峡を通る物流コンテナ船と港湾施設
画像: Pixabay

テルヤン:今回の暫定開放って22日までの期限付きやねん。そこでまたどうなるか分からへん。

 

カズキ:しかもイスラエルとレバノンの停戦も26日で切れるやろ。5月前半にかけてまた緊張高まる可能性あるやん。

 

テルヤン:たとえ再封鎖が避けられたとしても、保険は高いまま、通航は許可制、船の流れも変わったまんまやから、すぐには元に戻らへんのが現実や。

 

カズキ:つまり「海峡開いた」ゆう見出しに安心したらあかんってことやな。

 

テルヤン:せやねん。荷主さんも物流業者さんも、自分とこの原材料があと何日分残っとるか、代替ルートは確保できとるか、今のうちにチェックしとかなあかんで。

 

カズキ:ほんまやな。価格転嫁の交渉も大事やけど、それ以前に「物が届くかどうか」が最優先や。供給網が持つかどうかの点検が必要やで。

 

テルヤン:ニュースの見出しに踊らされんと、現場の実態を見て動く。それがコンプライアンス意識の高い物流業界の姿勢やで!

 

カズキ:完璧や。ほなまとめるで。海峡が開いたゆうても、実際に荷物が平時のように動いとらん以上、自社の供給網がどこまで耐えられるか確認しとくのが一番大事やってことやな。

 

テルヤン:その通り!22日以降も油断せんと、備えとこうな!

 

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