2007年12月、480馬力を発生するVR38DETTエンジンを搭載し衝撃的なデビューを飾ったR35型日産GT-R。
2016年11月に2度目のマイナーチェンジを行い570馬力(NISMOは600馬力)まで進化したGT-Rは留まることを知らず、常に速さを追い求めています。
R35に更なる速さを求めるにはチューニングは必須。
今回はR35型GT-Rオーナーなら知っておくべき「チューンドGT-Rに必要なチューニングパーツ特集」をご紹介します!

サウンドとパワーの両立を図る排気系!

R35チューニングの第一歩と言えばサウンドも楽しめるマフラー!
排気量や走行ステージに合わせて、好みの配管サイズを選ぼう!

空気はパワーの源!吸気系パーツ!

パワーを上げていく中で、フレッシュエアを積極的に多く取り入れる必要があります。
よりパワーを絞り出し、本来あるべき性能を発揮する!

700〜800馬力オーバーを実現するタービンキット!

純正でも480〜600馬力という途方も無いパワーを秘めているVR38DETTエンジン。
更なるパワーアップを狙うなら、タービン交換は絶対条件!

パワーを求めるなら吸気系の容量アップは必須!

吸気や排気のチューニングはもちろんですが、パワーを向上させる上では各部の容量アップも必要。
吸気系の容量アップならサージタンクやスロットル拡大がオススメ!

インジェクターや燃料ポンプでガソリンを確保!

モアパワーを求める上で、タービン交換やECUをチューニングしても、パワーの源となるガソリンが足りていなければ意味がありません。
大容量インジェクターや燃料ポンプは必須チューニングメニューの1つ!

冷却系を強化!壊さないためのカスタムも重要!

R35をカスタムしていくとネックになってくるのが冷却系です。
特にデフやDCTは壊れると費用がかさむため、デフクーラーやDCTクーラーでトラブルを未然に防止!

トラクションやコーナーリング性能に直結する駆動系!

アテーサE-TSを搭載し効率的なトルク配分を実現するR35でも、機械式LSDの存在は非常に重要です。
ブレーキやコーナーリング、トラクションに影響するLSDをカスタムして、更なるラップタイムを刻む!

走るステージに合わせて足回りパーツをチョイスしよう!

R35で速さを求めていく上で、サスペンションパーツでのセッティングが肝となります。
理想の足回りを手に入れて、速さとスタイリングを両立!

1.7トンのボディを止めるブレーキパット!

パワーを上げれば上げるほど、負荷がか増えるのがブレーキパッドです。
走行ステージに合わせて適切なブレーキパッドを装着することで、もっとブレーキングを詰められる!

ブレーキングを合理化するブレーキローター!

specVやMY20 NISMOを除き、鉄製ローターが採用されているR35GT-R。
安定したブレーキングと制動力は優れたブレーキローターがあってこそ実現するんです!

エンジンルームのドレスアップはR乗りの嗜み!

カッコよくチューニングしたGT-Rでもエンジンルームがカッコ悪くては元も子もありません。
R乗りならエンジンルームのドレスアップも抜かりなく!

あると便利なチューニングパーツ!

純正にして完成度の高いR35と言えど弱点となる部分であったり、あると便利なパーツが存在します。
R35GT-Rならではのチューニングパーツはコレ!

特集まとめ

今回はR35型GT-Rオーナーなら知っておくべき「チューンドGT-Rに必要なチューニングパーツ特集」をご紹介しました!

R35GT-Rに搭載されているV型6気筒3.8リッターツインターボVR38DETTは純正にして480?600馬力を絞り出すハイパワーユニットですが、チューニングにより更なる性能を発揮することが十分可能。
発売当初はチューニングが難しいと言われていたR35GT-Rですが、10年という歳月を掛け、日本はもちろん世界中のチューニングショップやメーカーによりカスタムパーツがリリースされています。

チューニングの初歩としてやっておきたいのがマフラーやインテークの吸排気。
マフラーやフロントパイプを選ぶ際に注意したいのがパイプ径で、サイズによりパワーやトルクの特性が変化したり、ボアアップやストロークアップで排気量アップしている場合、太めのサイズを選ぶ必要があります。

3.8リッターのままマフラーやフロントパイプのパイプ径を太くすると、抜けがよくなり高回転域でのパワーが向上し、また排気の抜けが良くなることでタービンへの負荷が減ります。
しかしサイズを大きくし過ぎるとトルクダウンをしてしまったりとデメリットもあるため、走るステージやシチュエーションに合わせて適正なサイズを選ぶようにしましょう。

GT-Rでモアパワーを求めるのであればタービン交換が必須です。
MY17以降であれば純正で570馬力、NISMOであればGT3マシンと同じタービンを使用することで600馬力を達成しています。
10年の歳月は純正でも100馬力以上のパワー向上をもたらしていますが、これは「匠」と呼ばれるR35のエンジンクラフトマンの組み付け精度向上による部分が非常に大きく、タービンそのものは極端に性能は向上していません。
そのため、R35で更なるパワー向上を求めるならタービン交換が必要になるのです。

タービン交換をすることで3.8リッターのまま700?800馬力前後は当たり前に狙うことができるR35。
もちろん4リッター化、4.1リッター化により、エンジンそのもののパワーやトルク向上をすることで1000馬力オーバーを狙うこともできますが、ボアアップやストロークアップによりエンジンブロックに掛かる負荷が非常に大きいため、割り切った仕様となりがちなため注意が必要です。

パワー向上を狙う上で必要となるのはタービンなどの花形パーツばかりでなく、パフォーマンスを下支えするインジェクターや燃料ポンプの存在が必要不可欠。
いくらパワーを上げられるパーツが付いていたとしても、パワーを絞り出すために必要なガソリンが足らなくては元も子もありません。
チューンドGT-Rを作る上では、より大容量のインジェクターや燃料ポンプが必要になるので、モアパワーを欲するのであれば必ず交換するようにしましょう。

速さを求めるため、レースで勝つために生まれたR35型GT-Rだからこそ、チューニングやカスタムをして秘めたるパフォーマンスを体感したくなるもの。
今回ご紹介したイチ押しのカスタムパーツは売れ筋の人気パーツばかりでなく、モタガレだからこそ購入できるパーツもたくさんあるので是非チェックしてみて下さい!

出典:モタガレパーツ