新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆

第163話

冬の雨

第164話

凍結にご注意ください

はみだしッ!ドラ日和
冬の雨
タツコ
うっ…さっむぅぅ〜ッ〜
ママやん
冬の雨は特に冷えるよね….
タツコ
雪だとテンション上がるんですけど…
ママやん
こんなに寒いんだし…
そのうち雪になるんじゃない?
タツコ
う…うわ〜…い…
ママやん
全然アガってないじゃん…
タツコ
スタッドレスに履き替えたんで雪に変わっても…
安心っちゃ安心ですね…
ママやん
はぁ〜…あまい…わね…
タツコ
あまい…っすか…
ママやん
雪の時は良いのよ…
スタッドレスは…
タツコ
マジっ…すか…
どういう…ことっすか…
ママやん
スタッドレス..てのはね…
雪や氷の路面での性能を重視してんのよ…
タツコ
じゃあ…雨に濡れただけの路面では…
ママやん
ゴムが硬いから…夏用のタイヤより…
水を弾きにくい…
タツコ
うっ…うぅぅ…なるほど…
ママやん
ハイドロ…プレーン…に気をつけ…て…
タツコ
ま…ママやんさーん!
ママやん
あー!!!! もう寒い!
事務所戻るわ!アンタの勝ちね!
なーんでこんなくだらない勝負に乗ったかな!
タツコ
ウェ〜い!
それじゃあったか〜いコーヒー!
ゴチになりま〜す!

解説


冬場における雨天時の注意ポイント
冬の雨天は、雪道とは異なるリスクがあるため、運転中の注意はもちろんのこと、その他の場面でも気を配る必要があります。ここでは、運転以外も含めた冬の雨天時に注意したいポイントをご紹介します。


スタッドレスタイヤの雨天時特性を理解する
スタッドレスタイヤは冬の必需品ですが、雨天時には特に注意が必要です。スタッドレスタイヤは、雪や氷の路面での性能を重視して設計されているため、ウェットなアスファルトでは制動距離が長くなることがあります。タイヤの空気圧や溝の深さを定期的にチェックし、雨天時でもできる限りのグリップを確保しましょう。また、天候に応じたスピード調整を怠らず、慎重な運転を心がけることが重要です。

防寒・防水対策の準備
冬の雨は冷たく、体温を奪いやすいです。運転前後の荷積みや荷下ろし作業時には、防寒性と防水性を兼ね備えた作業着やレインウェアを用意しましょう。特に、手袋や靴は防水仕様のものを選ぶと作業がしやすくなります。また、濡れた作業着を車内で保管するための防水バッグや、換気ができる小さな乾燥スペースを確保しておくと便利です。

積荷の防水対策
冬場の雨は荷物にも影響を与えます。特に、段ボールや紙類などの水に弱い荷物を扱う際は、ビニールシートや防水カバーを活用して、荷物が濡れないように工夫しましょう。トラックの荷台には防水シートを常備しておくと、突然の雨にも対応しやすくなります。また、荷物を降ろす際に濡れた路面に置くことがないように、荷物の一時置き場としてプラスチック製のパレットを使用するのも一つの手です。

車内環境の管理
冬の雨天は湿度が高く、車内が蒸れることがあります。適切な空調管理を行い、曇り止めスプレーやデフロスターの使用で視界を確保することが重要です。また、雨具で濡れた衣服をそのまま車内に持ち込むと湿気がこもりがちになるため、湿気取りグッズや吸湿性のあるアイテムを車内に置いておくことをおすすめします。

視界を確保するための小技
雨の日の運転では視界が悪くなりがちです。ワイパーブレードの状態は定期的に点検し、ゴムが劣化している場合は交換を検討しましょう。また、フロントガラスに撥水コーティングを施しておくと、雨の日でも視界がクリアになります。夜間の雨天時には、路面の反射を抑えるためにヘッドライトの角度を調整するのも効果的です。

身体のケアを忘れずに
冬場の雨は冷たく、長時間の雨天作業は身体に負担をかけます。冷えた体を温めるための準備も必要です。例えば、保温性のあるフードやホットドリンクを持参し、休憩時に体を温めることを習慣づけましょう。また、雨で濡れた衣服を着替えるための着替えを車内に常備しておくと、快適に過ごせます。


次回更新は12月10日更新予定! お楽しみに!