ドラ日和 -76-
新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆
第147話
第148話
怖がりなクセに怖いモンばっかり見たりして
悪夢にうなされてるっていうか…
それはちょっと分かるわ
ありますか?そういうヤツ!!
ちょっと、どうしたら良いんスかァ〜!!!!
でもね、身体にわからせるしか無いんじゃないのかな
個人差はあると思うけど(笑)
実際に気持ちは仕事モードじゃなかったとしても、夜更かしばっかしてると脳みそは常に働いてることになるからね
しっかり睡眠摂りなさいよ?
解説
「運転中に眠っていた?錯覚を引き起こす運送ドライバーによくあること」
運送ドライバーにとって、長時間の運転は日常茶飯事。その中で、目的地に着いたり休憩所に止まった時、ふと「今、運転中に眠っていたんじゃないか?」という錯覚を覚えた経験はありませんか?この現象は意外と多くのドライバーが経験しており、主に「マイクロスリープ」や「睡眠不足」に起因します。
さらに、休日の朝に目覚めた際にも「仕事中に寝てしまっていたのではないか」と思うことがあるという報告もあります。今回は、この錯覚の原因と、運転中や休日にリラックスするための方法について考えてみましょう。
錯覚の原因: マイクロスリープとは?
「マイクロスリープ」とは、意識が数秒間だけ一時的に途切れる現象です。長時間の運転や睡眠不足が原因で発生しやすく、ドライバーが気づかぬうちにごく短い間眠ってしまうことがあります。この状態で目覚めた時、「運転中に眠っていたのでは?」という錯覚を感じることがよくあります。
また、脳が「自動操縦」状態に陥ることも影響します。長時間同じ景色を見続けると、脳は単調な情報に慣れ、無意識のうちに自動的に運転を続けることがあります。この状態から目覚めた際、まるで運転中に眠っていたかのような感覚になるのです。
休日の起床時に起こる錯覚
特に疲労が溜まっている場合、休日の朝に目覚めた際にも「今、仕事中に眠ってしまったのでは?」という錯覚を感じることがあります。これは、前日やその前の仕事が身体に強く残っている状態で起きることが多く、脳がまだ仕事モードから切り替わっていないためです。長時間の運転で蓄積された疲労が、休日にもしっかり取れていないことが原因の一つと考えられます。
睡眠の質を向上させるために
運転中や休日に錯覚を防ぐためには、まず質の良い睡眠を取ることが不可欠です。以下のポイントを取り入れて、睡眠の質を向上させましょう。- 規則的な睡眠時間: 不規則なスケジュールでも、できる限り同じ時間に寝る習慣をつけることで、脳と体が安定したリズムを保ちやすくなります。
- 寝る前のリラックス: スマホやテレビなどの強い光は、脳を刺激してしまいます。代わりに、リラックスできる音楽や深呼吸を行うと、深い睡眠に入りやすくなります。
- 休日もしっかり休む: 休日には身体を完全に休め、疲労をリセットする時間を確保しましょう。たとえ一日中寝て過ごしたとしても、睡眠不足を補うために重要です。
運転中に眠気を防ぐコツ
質の良い睡眠を取った後も、長距離運転では眠気に襲われることがあります。そんな時、以下の対策を取り入れて、眠気を防ぎましょう。- 定期的な休憩: 90分から2時間ごとに車を止め、軽いストレッチや歩行で体を動かしましょう。これにより、血流が改善し、眠気を解消できます。
- 仮眠を取る: 眠気を感じたら無理をせず、10~15分の短い仮眠を取ることで脳をリフレッシュさせ、眠気を減少させます。
- 水分補給と軽い食事: 体内の水分不足は眠気を引き起こします。こまめに水分を摂取し、フルーツやナッツなどの軽食でエネルギーを補給しましょう。
まとめ
運送ドライバーが感じる「運転中に眠っていたかもしれない」という錯覚は、マイクロスリープや長時間の単調な運転、さらには疲労によるものです。また、休日の起床時にも同様の錯覚を感じることがあります。これらを防ぐためには、まず睡眠の質を向上させることが基本。休息をしっかり取り、体と心をリフレッシュさせることで、安全な運転が続けられます。ぜひ日常の中にこれらの習慣を取り入れてみてください。
次回更新は10月8日更新予定! お楽しみに!
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