ドラ日和 -46-
新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆
第91話
第92話
ってか本命じゃないのは言わなくてもわかるよ(笑)
ところで本命は?
中毒症状を引き起こすからね、最悪な場合は致死量にもなるから絶対ダメ!!
猫には猫なりのおやつがあるでしょ?
そ〜れにしてもバレンタインだからって、なんか男性陣みんなソワソワしてません?
まぁどっちかって言うと、ウチの連中は外でもらえるのかどうか期待してんじゃない?
まぁ本命なんて会社の連中にゃやらんけど!!
まぁ最終的に運送で話をまとめると、この時期には特定の物資の輸送量は上がるってこと…だね。
<解説>
ドライバーの皆さん、お疲れ様です。
日々「運転する」業務に携わっている皆さんは、「バレンタインデー」について普段どのような意識を持たれているでしょうか?
…という、いつもと同じような書き出しに戸惑われている方もいらっしゃるかも知れません。
いや、いないのかも知れませんが、今回の「ドラ日和」はバレンタインデーのお話なので、それにちなんだ内容をお届けできればと思います。
そもそも日本におけるバレンタインデーの特有の習慣は、戦後の20世紀になってから徐々に広まっていきました。 以下に、日本におけるバレンタインデーの特性が広まる過程を簡単に紹介します。
バレンタインデーが日本に初めて紹介されたのは、1950年代から1960年代にかけてのことでした。
当初、日本ではバレンタインデーは特定の文化として確立されていなかったが、外国の映画や書籍などを通じて、少しずつ知られるようになりました。
・キャンディメーカーのキャンペーン (1960年代〜1970年代)
バレンタインデーが商業的なイベントとして広がったきっかけの一つは、キャンディメーカーによるキャンペーンでした。
日本のキャンディメーカーが、バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣を広めるためにキャンペーンを行い、これが一般化するきっかけとなりました。
・チョコレート会社のプロモーション (1970年代)
1970年代になると、日本のチョコレートメーカーがバレンタインデーに向けて様々なキャンペーンを展開しました。
特に、女性が男性に手作りのチョコレートを贈る「本命チョコ」という習慣が根付き、愛情を表現する手段として浸透していきました。
・メディアの影響 (1980年代〜1990年代)
1980年代以降、メディアの影響が大きくなり、バレンタインデーは商業的なイベントとして確立されました。
テレビや雑誌、広告を通じて、バレンタインデーの習慣が一般的になり、多くの人が参加するようになりました。
・逆バレンタインデーの広まり (2000年代以降)
近年では、逆バレンタインデーと呼ばれ、男性が女性にお返しのプレゼントを贈ることが一般的になりつつあります。
これにより、バレンタインデーはお互いに感謝や愛情を表す機会として、より広く浸透しています。
「本命チョコ」「義理チョコ」と呼ばれる習慣が根付いたのは1970年代から、それがいつしか「義理チョコ」を廃するような世間的な動きとイベント自体を楽しむために「友達同士で送り合う」という風潮も昨今のトレンドとなってきており、時代と共に日本で独自に変化した“バレンタインデーとチョコレート”の関係性は今後も変わり続けていくのかも知れません。
そんな”バレンタインデーと運送”に関する情報としては、ソワソワと浮足だった”心ここに在らず”な状態で運転することによる事故が多くなる可能性(あくまでも可能性です)があるので要注意、といったところでしょうか。一応バレンタインデーにおける積荷の出荷量には、特定の商品や業種によって異なる傾向が見られます。
[チョコレートおよび菓子類]
バレンタインデーは、チョコレートや菓子類が贈り物として人気があります。この時期には、チョコレートメーカーや製菓会社が増産を行い、流通においては出荷量が増加する傾向があります。
小売業者やスーパーマーケットも在庫を増やし、需要に応えるための準備を進めることが一般的です。
[花卉]
花卉もバレンタインデーに欠かせないアイテムです。特に、バラの需要が高まり、花屋や園芸業者は出荷量の増加に備えて備蓄を行います。生花やプリザーブドフラワーが需要を呼ぶため、これらの商品に対する出荷量も増えるでしょう。
[贈り物商品]
バレンタインデーには、さまざまな贈り物商品が人気を集めます。
ジュエリー、アクセサリー、香水、小物なども需要が高まり、これらの商品に関連する業界では出荷量の増加が見られます。
[飲料業界]
バレンタインデーには、特別なワインやシャンパンなどが贈り物として人気です。
このため、酒類関連の業界では、これらの商品の生産や出荷量が増加することがあります。
以上のようにバレンタインデーに関連する商品以外の積荷については、特に大きな変動は見られません…なんてことは言わずもがなでしょうか。
ともかくドライバーの皆さんでウキウキの方もそうで無い方も、くれぐれも”いつも通り”の安全運転でお仕事に励んでいただければと思う次第です。
次回更新は2月20日更新予定! お楽しみに!
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