トラックもEV車ってあるの?

今日のお題はこれじゃよ。
ドラ博士
電気自動車の事ですね。
ドライバーさん
トラックのEV車は……日本通運やヤマト運輸で既にEV小型トラックが導入されている…んじゃよ。
あ。あるんだ。知りませんでした。
ドライバーさん
三菱ふそうや日野自動車、いすゞ自動車といった自動車メーカーから販売されておるんじゃよ。
ドラ博士
大手メーカーですね。
ドライバーさん
政府的にはエコな電気自動車の普及に力を入れておるんじゃけどねー。
日本ではまだEVトラックの普及率は高くないんじゃ。
ドラ博士
何故伸び悩んじゃってるんでしょう?
ドライバーさん
まず、そもそもEV車に対して日本の消費者の多くが、慎重な態度を取っているようなんじゃよねー。
Park24っていう会社が調査を行ったんじゃけど、車を所有する人々の72%がガソリンエンジンを選んでいることがわかっておるんじゃ。電動車は全体の1%しか占めていなかったんじゃよね。
ドラ博士
僕も自分の車はガソリンですね。
ドライバーさん
そこきてEVトラックは
  • 車両価格が高い
  • 充電時間が長すぎる
  • 充電できるスタンドが少ない
  • 導入コストが高い
  • 寿命が短い
  • FCVという選択肢がある こういった要因もあって伸び悩んでおるんじゃよ。
  • ドラ博士
    FCV?
    ドライバーさん
    Fuel Cell Vehicle、燃料電池自動車の略じゃね。燃料電池の中で水素と酸素の化学反応によって作られた電力でモーターを回して走る車じゃよ。
    こちらもヤマト運輸が5月に大型のFCVトラックの走行テストを開始したと取り上げられておったから、もう使われておるかもしれんね。
    ドラ博士
    ん?ヤマト運輸で導入されたEV車は小型トラックですよね?
    ドライバーさん
    小型のEVトラックじゃよ。三菱ふそうのeキャンターというトラックじゃ。
    ドラ博士
    EVの大型は無いんですね。
    ドライバーさん
    あるにはあるけど日本ではまだまだ厳しいのが現状じゃね。
    大型車に対応する充電設備がほとんどないから、航続距離を長くするためには、搭載する電池を増やさなければならんじゃろ?
    搭載する電池が増えると…
    ドラ博士
    あー・・・・・・。積載量が減っちゃうんですね…。
    ドライバーさん
    ンム。でも、日本には「430休憩」といって4時間走ったら30分以上休憩をとらんといかんという規定があるから、 そこを利用して、高速道路なんかの大型車が止められる休憩施設に急速充電器を設置出来れば休憩中に充電ができるようになるんじゃよ。
    ドラ博士
    ってことはインフラも重要、と……。
    ドライバーさん
    ンム。ぶっちゃけ沢山荷物を運ぶ大型トラックと電気自動車は相性は悪くないはずなんじゃよ。
    鉄道なんかもモーター駆動じゃし、速度もあるじゃろ?
    ドラ博士
    でも、あれって上に架線で電気流してますよね…?
    ドライバーさん
    ンム。それが利用できないかって研究も進んでいるようじゃよ。
    ドラ博士
    確かに現状は充電する場所がないとかコスト高いとか燃料の寿命が短いとか、色々な課題がありそうだけど、解決すれば街中を走る自動車やトラックがEVやFCVになっているのが当たり前の時代が来るかもしれませんね。
    ドライバーさん
    今はまだまだ課題も多いEV車じゃけど、昔は携帯電話もカバンみたいなヤツでゴッツくて馬鹿みたいな値段だったそうじゃけど、今はスマホは生活必需品じゃし、ポケットサイズなのが当たり前じゃろ?
    ドラ博士
    そっか、そう考えると2~30年くらいで時代は大きく変わったって事ですもんね。
    ドライバーさん
    左様!研究が進み、課題をクリアすれば、ガソリンが姿を消してEV車が当たり前の時代が来ても何の不思議もないんじゃよ。
    今50代、60代の人が子供の頃には、スマホも携帯もアニメの世界の話だったんじゃったからね!
    時代は日々進化しておるから、ガソリン自動車があったってので驚く時代が来るのもそう遠い未来の話ではないかもしれんの!
    ドラ博士

    毎度お待たせしてごめんなさい💦
    次回は10月26日更新予定です! お楽しみに!