ハンマー事件の犯人!

ハンマー事件の犯人は問題魔たちのボス!?同じ問題魔である狂配車オーガですら、そのことを知らなかったようだ。次々とドライバーを襲った、問題魔たちの目的とはいったい何なのだろうか!?

【ハンマー事件の犯人!】「この俺のハンマーをものともしないとは…おのれペルセウス!」そう吠えるのは究極問題魔ブラEVERだ。「ぬああ!一連のハンマー事件、実行していたのはブラEVER様だったのですね…。しかし…我々のボスたるブラEVER様が、あまり…お一人で…」驚愕するのは問題魔【狂配車オーガ】。段々声が尻すぼみになる。狂配車オーガのセリフにブラEVERがブチ切れた。「お前らが役に立たんからこうなってんだろーが!!」「ひぃぃぃぃぃぃぃ」問題魔の拠点、吹溜四番丁に悲鳴が響く。翌日出社してきた狂配車オーガにオージンは目を丸くした。「あれっ? オーガもハンマーで襲われたのか?」――・・・まぁ、間違いではない。
【パワハラ上司!】「足りん!俺たちに必要な…負の感情(チカラ)が足りん!」ウガァァっと雄たけびを上げフルボッコにしてきたブラEVERを思い返し、狂配車オーガは思わずトオイメをしてしまう。「フッ…。今日はオレから負の感情(チカラ)が出まくってるぜ」ボロボロの狂配車オーガに、戻ってきたペルセウスが声を掛けた。「なんだオーガ、ケガして休んでたのか!どーりで最近まともな配車だと思った!」「うるせーよ…(その通りだけど)」「お前の無茶苦茶な配車が無いとちょっとだけさみし~ぞ~」へらへら笑うペルセウスに、「こいつに負の感情(チカラ)を分けてやりたい…」負の感情が強まってしまいそうなオーガだった。