ドラ日和 -35-
新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆
第69話
第70話
アチシのいとこが物流センターに勤め始めたらしいんっスけど、どんな場所なんですか?
まぁいいわ(笑)物流センターってのは、商品の出荷や入荷、いろんな作業が行われる大切な場所だよ。
倉庫とはちょっと違うんだ。
例えば、ピッキング、加工、チェック、梱包、配送なんかがあるんだ。
ルルのヤツそんなところで勤め始めたのか~…やってけんのかな??
配送センターやデポ、DC、TC、PDC、FCなどがあって、さっき言ったいろいろな作業をそれぞれの役割に分けて展開してるんだね。
そんでそんで?? どんな感じの仕事なんスかね?流れとか?
….ただ、いとこがどんなことやってんのか気になっちゃって。
物流センターでは、商品を受け入れて、保管し、注文に応じて取り出し、流通加工をして、検品、で、梱包して…そんでもって最後に商品を出荷するのが基本的な流れよ。
なんかやたらとキラキラした感じで変なテンションの……まぁ…なんとなく納得できちゃうのが…ね(笑)
そういうの気にするタイプだったのね、意外だったわ〜(笑)
<解説>
物流センターとは、商品の出荷や入荷などをスムーズに行う場所です。 例えば、お店から商品が配達されるのも、物流センターでの作業があるおかげです。
物流センターの役割
物流センターでは、商品の受け入れから保管、選び出す(ピッキング)、加工、チェック、梱包、配送まで、たくさんの作業が行われます。これによって、商品が効率よく動きます。
物流センターと倉庫の違い
物流センターと倉庫は、どんな作業をするかで違います。倉庫は主に商品を保管する場所。商品が出入りするのはあまりありません。一方、物流センターは、保管だけでなく、いろんな作業をします。
物流センターの種類
物流センターには、役割による違いがあります。
[配送センター]はトラックで商品を配達する役割があり、[デポ]は小さい物流拠点です。
[DC]は保管と出荷をする物流センター。[TC]は保管しないで荷物を仕分けし、すぐに出荷する場所です。
[PDC]や[PC]は流通加工をする物流センターで、[FC]は通販の商品を一括で扱う場所、と言った具合に様々な種類があるのです。
次に物流センターでの基本的な仕事の流れを簡単に説明しましょう。
物流センターでは、商品を受け入れて(入荷)、保管して(保管)、注文に応じて取り出して(ピッキング)、商品を整えたり(流通加工)、品質を確認したり(検品)、梱包して(梱包)、最後に商品を出荷するという流れが一般的です。
ちなみに物流センターを利用すると、固定費と変動費がかかります。
固定費は毎月一定の費用で、変動費は作業ごとに変動します。変動費は作業内容によって変わるので、注意が必要です。
そこで、自社で物流センターを運営するか、外部の会社に依頼するという選択肢にもなります。
外注のメリットは、初期費用を減らせることやコストの削減、業務の効率化です。しかし、デメリットとして情報漏洩のリスクや自社のノウハウが蓄積されにくいことがあります。一長一短ですね。
物流センターがどのようなものなのか、業務も多岐に渡り、また運送業界にとって、なくてはならないとても重要な拠点であることがご理解いただけたかと思います。
次回更新は11月28日更新予定! お楽しみに!
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