福通など6者がタッグ 中山間地域で共配
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Image: weekly-net.co.jp
福山通運(小丸成洋社長、広島県福山市)とセイノーHD(田口義隆社長、岐阜県大垣市)、富岳通運(浅沼克秀社長、山梨県甲府市)、NEXT DELIVERY(田路圭輔社長、同県北都留郡=N社)の4社はこのほど、同郡の小菅、丹波山の2村と連携した共同配送を開始する。
昨年からSDGsの実現のため協調してきた福通とセイノーHDが、2024年問題の対応や中山間地域の生活インフラの維持を目指し、地元の物流事業者と自治体とでタッグを組んだもの。
共配は、福通が持ち込んだ両村への荷物を富岳通運が小菅村のSkyHub(エアロネクスト社とセイノーHDが共同開発した既存の物流とドローン物流をつなぐ新しいプラットフォーム)のデポに運び、N社が小口配送を担う。
この取り組みで、福通は配送車両を減らすことでCO2排出量を年間3トン削減するほか、従業員の労働時間の短縮や作業を効率化。富岳通運とN社は収益の改善を見込む。また、2村は物流が維持できるとともに新しいインフラの構築で定住、移住の促進が期待できるという。
◎関連リンク→ 福山通運株式会社
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