日通 環境配慮型温度管理容器の販売開始、アンバリゾ社と連携
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Image: weekly-net.co.jp
NXグループの日本通運は6月16日、環境配慮型温度管理容器を利用した新たな輸送サービス「NX-SOLUTION温度管理輸送サービス環境配慮型温度管理容器」の販売を開始した。
「ワクチン輸送で実績のあるアンバリゾ社と連携してのサービスで、日系物流企業としては初めて」と発表。
特長は、国際規格の一つである包装貨物評価試験規格ISTA7D条件に対応した、高い温度管理性能容器を利用すること。この容器は世界80か国で回収でき、再利用が可能なパッシブ型(非電源型)。さらに、この容器で輸送することで、サプライチェーンCO2排出量の削減に貢献できるという。
ラインナップは15度からマイナス25度、2度から8度、マイナス20度からマイナス0度の3温度帯で、貨物量別に5容量タイプがある。NXグループでは「経営計画2023」で医薬品産業を重点産業と位置付け、従来から温度管理輸送サービスを展開しているが、国際航空輸送用として新サービスが加わった。
また、同グループで情報資産管理のリーディングカンパニーとされるワンビシアーカイブズ(林田直也社長、東京都港区)は同15日、同社が提供する電子署名・電子契約サービス「WAN-Sign」を、官公庁や自治体向けの電子契約サービスで活用する実証実験の受付を開始したと発表。
この「WAN-Sign」は電子印鑑、電子署名を技術基盤とし、書面契約書の電子化や電子契約などを一元管理するソリューション。デジタル庁・総務省・法務省・財務省の主務官庁など国や地方公共団体でも、利用する契約書類に有効な電子署名として認められたことから、実証実験に至った。
実験中は無料で利用ができる。受け付けはワンビシアーカイブズのホームページから。
◎関連リンク→ 日本通運株式会社
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