ダイセー倉庫運輸(吉田憲三社長、愛知県小牧市)はこのほど、小牧第2物流センターにおいて第15回JPL(ジャパンポリマーライン)杯フォークリフト技能競技大会を開催。各センターから推薦を受けた選手14人と前年度の優勝者が始業前点検競技と運転競技に挑んだ。

 

あいさつで吉田社長は「自分のために、会社のために、社会のために臨んでいただきたい。健闘を祈る」と選手を激励。大会関係者らとともに選手15人全員の競技を見守り、一人ひとりに称賛の拍手を送った。

 

全員参加型の同大会は、事前に全国9センターで学科競技が行われており、3種目の合計点で順位が決定される。個人の部では、確実な安全確認、きびきびとした運転技術を印象に残した関東第一物流センターの小山稔氏が二度目の挑戦で初優勝。小山氏は競技終了後に「(大会を)楽しみにしていた。去年より緊張したが、やってきた成果を出せたと思う」とすがすがしく話していた。2位は宮田祐一氏(本社物流センター)、3位は鹿野成洋氏(小牧第二物流センター)。センター対抗では、関東第一物流センターが1位、小牧第二物流センターが2位を獲得した。

 

関係者から「回を重ねるごとに選手たちの士気が高まっていくのを感じる」という声が聞かれたように、同社は「出場選手の獲得平均得点(点検・走行)が大幅にアップし、全体の底上げが着実にされている事が確認できた大会となった」と総評。継続的な大会開催に手応えを得ている。

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