「せめて荷物は下ろさせて」乗務員が荷受に暴言「着荷主の横暴では」
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Image: weekly-net.co.jp
せめて荷物だけは下ろさせて・・・。
兵庫県内のトラック事業者は、GW前の運行で、倉庫業者への搬入のことが今も頭から離れないという。
4月15日に関東地方で積み込んだ貨物を、姫路市にある倉庫業者の倉庫で同18日午前10時に下ろすのが、元請との約束だった。
定時までに倉庫に入ったトラックだったが、倉庫側からは「このトラックは出入り禁止。別の業者のトラックに積み替えて持ってきて」。そう伝えられたのは、現場に入った乗務員だった。
15日に電話のやり取りを巡るトラブルがあった。
下ろし時刻の確認電話を倉庫業者に入れた乗務員が「暴言を吐いた」というものだ。
乗務員に聞き取りした運送事業者によると、「下ろし時刻を二転三転させた倉庫側担当者に対し、ウチの乗務員がきつい口調で話したのは間違いないらしい」。
同事業者は、「そうした状況を電話から3日後の、しかも納品にすでに向かった現場で乗務員に伝えるとは」と話す。
乗務員の「気にいらない行為」を、倉庫保管契約のある荷主側を通して事前に伝達されていれば、余計な運行は省かれていたはず。
運送事業者は、「せめて荷物だけは下ろして、決着は別のところですべき。それをさせないのは着荷主、荷受人の横暴ではないか」と指摘している。
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