ノルトロックジャパン タイヤの脱落事故を軽減「ノルトロックホイールナット」
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Image: weekly-net.co.jp
タイヤの脱落事故を軽減する特殊なナット「ノルトロックホイールナット」の販売を手掛けるノルトロックジャパン(宮下進次社長=写真左、大阪府箕面市)。
同製品は、年々増加している走行中の大型トラックなどのタイヤのナットの緩みによる脱落事故を軽減できる製品。ナットの下部には、ねじのリード角より大きな角度を持つカムがついた2枚組の特殊なワッシャーが付いており、ナットを締結することでワッシャーのカム側とカム面が重なり合い、振動などで発生するナットの回転緩みを物理的にセルフロックする仕組みで緩みを防止する。
また、ワッシャーの外側がホイールナットの座面とホイール表面にグリップする構造になっていることからナットが緩まないように設計されているほか、ナットを緩める時も特殊な工具がいらず従来、使用しているレンチを使用すれば外せる製品になっている。
宮下社長は、「走行中などの振動で緩まない特殊なナット。長年ねじの締結部材を製造してきたエキスパートとして事故が防げる製品を販売している」と話す。
営業技術部の松田悠馬氏(同右)は「物理的に止まる構造が特徴の商品。今までのナットのように摩擦に依存せずにタイヤを固定することができる製品」と説明する。
両氏は、「脱落事故が起きればその会社のイメージが悪くなる。同製品を採用してもらえることでドライバーがより安心して運転に集中でき、会社が安全対策に取り組んでいるアピールができると思っている。今後は、運送会社さんの安全対策のお手伝いを少しでもしていきたい」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社ノルトロックジャパン
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