北海道を中心に運輸事業を展開する札樽自動車運輸(上野聖二社長、札幌市)は4月1日、経済産業省が定めるDX認定制度に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得したことを発表した。なお、北海道を拠点とする運輸事業者としては初の認定取得となる。

同社では、DXを重要な経営戦略として位置付けて推進体制を確立し、DX戦略を策定していた。主に、「レガシーマイグレーションによる持続可能なシステムの構成」「データセンターの活用などによるBCP対策の強化、ならびに社内ネットワーク再構築によるセキュリティの強化」「デジタル化とデータ活用による業務プロセスの改善とサービスの変革」の3点を挙げ、各種IT技術を駆使したデータ活用により業務プロセスの改善と輸送品質の向上に努め、物流サービスの変革に取り組んでおり、これらの取り組みが経済産業省の示す認定基準を満たしていることな どが評価され、認定に至ったという。

 

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