オーケー物流サービスが破産手続き開始決定
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Image: weekly-net.co.jp
㈱オーケー物流サービス(大阪府東大阪市水走3―7―27、資本金1600万円、代表者前田耕治氏)は2021年12月22日、大阪地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は尾島史賢弁護士。
同社は、1988年(昭和63年)1月に設立した一般貨物自動車運送業者。壁紙などの内装資材を中心に、衣料品や雑貨、精密機械、乾燥食品など幅広い貨物の運送を手がけていた。要望に応じて検品やピッキングなどの倉庫内作業も請け負うなど得意先の配送業務をトータルにサポート。大手建築材料卸業者を得意先に、メーカーや商社からの直接受注を獲得し、91年10月期には年収入高約3億円を計上していた。
しかし、その後は得意先からの受注が減少した上、営業部門は代表のみの活動だったことから、2011年9月期(決算期変更)の年収入高は約1億6000万円にまで減少。損益面でも、人件費や家賃負担が重荷となるなど厳しい業況を強いられていた。既存得意先との取引深耕に努めていたものの、先行きの見通しが立たなくなり2021年12月22日に事業を停止していた。
負債は債権者約64人に対し約2億400万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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