アマゾンジャパン合同会社(ジャスパー・チャン、東京都目黒区)はこのほど、Amazon最大のECイベント「Amazon ECサミット」をオンラインで開催。その中で、ヤマト運輸(長尾裕社長、同中央区)と共同で2021年内に提供を開始する「マーケットプレイス配送サービス」などが発表された。

ジャスパー・チャン社長は「今年11月に22年目を迎える当社は、2010年から19年までに2.7兆円、19年には6000億円以上の投資を日本で行っている」とし、「フルフィルメントbyアマゾン(FBA)と独自の配送ネットワークの構築で、約16万社の販売事業者がAmazonマーケットプレイスで販売を行っている」として、ECの最新状況や同社の取り組みなどの基調講演や対談が行われた。

そのプログラムの中で行われた対談「Amazonとヤマト運輸が取り組む物流オペレーションの革新」で、ヤマト運輸の長尾社長は「当社はBtoCが非常に強く、クロネコメンバーズという会員組織も作り上げ、現状では5000万人を超える登録をいただいている。ここでの仕組みを中小企業にも簡便にご利用いただけるような仕組みづくりを提供していきたい」とした。

また、「今回のAmazonとのパートナーキャリアプログラム(PCP)では、当社の一番強みである約6万人のセールスドライバーと全国の約4000か所の営業拠点をフルに活用いただき、中小企業のより良いビジネスのバックアップをしていきたい」と話した。

アマゾンジャパンの永妻玲子事業本部長は「自社出荷でアマゾンに出品する販売事業者のサポートを目的として、マーケットプレイス配送サービスの提供を今年度後半に開始する」とし、「自社出荷において特別な条件交渉や手続き無しにヤマト運輸が提供する各種配送サービスを両社の提携により実現した特別運賃で利用いただける」と発表した。

また、「マーケットプレイス配送サービスでは利用者に、より最適な配送サービスを利用いただけるように可能な限り様々な配送オプションを用意するように取り組んでおり、ヤマト運輸をはじめとするっ様々なパートナーと連携していく」としている。