国交省 記録装置「EDR」、新車への搭載義務化へ
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Image: weekly-net.co.jp
国交省は、事故時に車両に関する情報(車速、加速度、シートベルト着用有無等)を記録する事故情報記録装置「イベントデータレコーダー(EDR)」を2022年7月から新車への搭載を義務付けるなど、道路運送車両の保安基準の一部を改正し、今月下旬に施行する。
メーカーに搭載が義務づけられるのは、定員10人未満の乗用車と総重量3.5トン以下の貨物車(トラック・貨物バン)で、先ずは22年7月以降の新車に適用し、2026年5月以降は既存モデルを含む全ての新車に適用される。
今回適応される基準は、国際連合欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第183回会合で採択された「事故情報記録装置に係る協定規則」に基づいている。大型車については、国際的な基準の検討が次のフェイズで行われることになっており、その結果を踏まえて、国内でも検討されることになっている。
EDRについては、事故発生原因を特定しやすくすることで、事故を起こさなくする目的があり、そうした観点からずっと検討されてきた結果、今回の導入に至った。EDRを設置することで安全になるというわけではなく、そのデータを踏まえて車そのものを安全にしていくというものであるとしている。
◎関連リンク→ 国土交通省
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