住友ナコフォークリフト販売(杉浦重義社長、東京都港区)は10月9日、横浜トレーニングセンターで4回目となる全国サービス技能コンテストを開催した。荷役モーターが動作しないなど用意された故障に対してフローチャートにより判断する故障車両競技と、月に1度の定期点検の際に故障を見つける月例点検競技を、全国4拠点から予選を勝ち抜いた若手とベテランがペアチームとなって競い合った。

使用車両は新モデルの電動カウンター型フォーク「QuaPro―B(FB15PIV)」。

優勝は、東日本代表の久喜営業所の寺山透氏と仙台営業所の立崎秀太氏。東日本代表が優勝したのは今回が初めてで、表彰式後に2人は「『優勝します』と宣言してきたが、緊張していた」「肩の荷が下りた」などと話した。

前社長で取締役の北川明男氏は総評で、「コンテスト内容が充実してきた。プレッシャーの中で、若手とベテランの呼吸も合っていた」と述べた。杉浦社長は「住友のサービスの品質は武器になっている」と締めくくった。

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