丸運 初の燃料電池トラック導入、環境負荷低減へ一歩
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Image: weekly-net.co.jp
丸運(中村正幸社長、東京都中央区)の100%子会社、丸運ロジスティクス関東(佐久間成安社長、同江東区)はこのほど、グループ初となる燃料電池トラック(FCV)を導入し、納車式を行った。
導入した車両は、水素と酸素の化学反応によって発電しモーターを駆動する仕組み。走行時に排出されるのは水のみで、環境配慮型車両として注目されている。納車式ではテープカットやゴールデンキー授与が行われ、製造元のいすゞ自動車をはじめ関係者らが出席した。
丸運のトラックカラーを基調とした車両の側面には、地球をモチーフにした環境活動のシンボルマークをデザイン。今後は、同社が配送を担う損害保険ジャパンの社内メール便業務に使用される予定で、同社も温室効果ガス削減の取り組みに賛同している。
丸運グループは地球環境保全を重要な経営課題と位置付けており、2030年度までにCO2排出量を2019年度比で20%以上削減する目標を掲げている。今後も低炭素型車両の導入を積極的に進め、環境に優しい物流の推進と地域社会への貢献を目指す。
◎関連リンク→ 株式会社丸運