船井総研ロジ「人手不足時代の最先端事故削減セミナー」参加者募集

船井総研ロジは、「人手不足時代の最先端事故削減セミナー」を6月11日に大阪、7月2日に東京で開催する。
特別ゲストにオーティーロジサービス(大阪府大東市)代表取締役の大塚勝氏と専務取締役の大塚満氏を招き、事故を起こさない組織にするための考え方や、ドライバーの行動が変わる具体的な指導方法といった「事故削減事例」を伝える。
2010年1月創業のオーティーロジサービスは保有台数56台で、住宅用建材、内装全般から化学品、食品など数多くの商品配送を手掛けている。
同社は、「以前は事故が多く悩んでおり、自社でも安全教育やデジタコを活用したドライバー評価などにより、社内で安全風土醸成を進めていた」という。「それでも、なかなか事故を減少させることができずにいたが、AI付きドライブレコーダーを活用することで事故削減と教育時間の削減に成功した」という。
同セミナーでは、同社が1年で事故件数51%削減、事故損金52.3%カットを実現した「短時間×高頻度の安全教育を実施できる背景」を解説する。
同社での事故原因として「在籍ドライバーの7割が未経験者」「管理者がドラレコチェックをしているがチェックと指導が追い付かなかった」「結果的に事故が起きてからの指導になってしまっていた」「一度運行に出てしまうと、どのように運転しているか把握できなかった(スマホ使用や食事ながらの運転)」「悪い運転のクセでも事故が起きないというマイナスの成功体験が多く存在した」「フリー配車のため急な配車変更などがあり、ドライバーが落ち着いて運行できない」といった点があったと指摘。
AI付きドライブレコーダーの導入により、「AIがヒヤリハットを検出し管理者がチェックする時間を削減」「指導材料はAIが用意してくれるのでドライバー指導時間は1回5分」「その日の危険運転に即日指導ができるようになった」「自分の運転に対して、主観の入らないAIによる正確な判定が出る」「検出したヒヤリハットをもとに安全運転を数値化しドライバーに展開できる」といった点がメリットだという。
船井総研ロジは同セミナーについて、「『何をやっても事故が減らずに困っている。安全教育の体制を見直したい』『管理者が指導しているはずなのに、同じような事故が減らない』『毎月の安全会議を実施しているが成果を感じていない』という悩みを解決する」としている。
大阪会場は大阪市中央区北浜4丁目4番10号、東京会場は東京都中央区八重洲2丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲・八重洲セントラルタワー 35階で開催され、時間はいずれも午後3時30分から同5時30分。
対象は、保有台数100台以上の運送会社の経営者・経営幹部。参加費は、5月10日申し込みまでの早割料金の場合は、一般1万1000円(税込)、通常料金は一般1万6500円(同)。
◎関連リンク→ 人手不足時代の最先端事故削減セミナー