日本梱包運輸倉庫(大岡誠司社長、東京都中央区)はこのほど、福岡県京都郡苅田町で、新倉庫建設工事に伴う地鎮祭を行った。

新倉庫は東九州自動車道「苅田北九州空港IC」から5.5km、「苅田港」から3.8km、「新門司港」から29.4km、「北九州空港」から11.3kmにあり、九州方面はもとより、中国地方以東にも陸海空のアクセスの利便性の高い立地だという。

営業開始は2026年3月を予定。鉄骨造2階建て、倉庫の敷地面積は1万7697.11平方m、設備は、貨物用エレベーター2基、コンテナ用ピット2レーン、2階全面に空調設備の導入を計画。また、2階に移動ラックを設置し、総数6000パレット以上の保管能力を完備する。

太陽光発電設備を備え、環境面への配慮を行う一方、BCPへの対策として、停電時に倉庫稼働を可能にする給電端子を屋外に設置する。

同社では、九州・中国地方への物流動線を生かしたデポ機能と、消費地を睨んだ物流網の構築を実現していく構えだ。

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