ドラ日和 -82-
新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆
第159話
第160話
今年はなんか暖かいからどうなんだろうね?
…ってナウの話してるのに辻褄合わなくないっスか?
1ヶ月前みたいな発言しちゃったわ
ダメですよそういうの!
アンタ何か準備してんの?
なに買ったん?
やっぱり服だけでは寒さはカバーできないと思って!
背中とか足元なんかに貼ると、かな〜りあったかいよ。
解説
冬支度の心得:寒さ対策と便利アイテムで安全・快適な走行を
寒さが厳しくなる冬、トラックドライバーにとっては特別な準備が必要です。
決められたルートを走行する配送ドライバーから長距離を行き来するドライバーまで、冬の寒さ対策や快適に過ごすための工夫は欠かせません。
今回は、寒さから身を守りつつ、業務を快適に進めるための「冬支度」のポイントとおすすめアイテムをご紹介します。
寒さ対策の基本:防寒着と重ね着の工夫
冬の冷え込みから身を守るためには、服装選びが重要です。
特に運転中は体温が下がりやすく、冷えが疲労を引き起こすこともあるため、防寒着と重ね着の工夫で冷えをしっかり防ぎましょう。
- アウター選び:
防風性と保温性が高いジャケットやコートが最適です。フリース素材のインナーや軽量ダウンジャケットを重ね着することで、さらに防寒効果が上がります。
- インナーにもこだわる:
吸湿発熱機能のあるインナーを選ぶと、汗をかいても蒸れずに温かさをキープできます。特に寒冷地や長距離ドライバーにおすすめです。
- 手足の防寒:
足元が冷えると体全体が冷えてしまうため、厚手の靴下や断熱素材の靴インソールを使用するのも効果的です。また、運転時でも操作しやすい薄手の手袋も用意しておくと良いでしょう。
車内の温度調整:暖房と通気のバランス
寒い時期は車内を暖めたくなりますが、暖房だけに頼りすぎると乾燥しやすくなり、かえって体調を崩す原因にもなります。
適切な温度調整が、快適な走行には欠かせません。
- 温度は控えめに:
暖房を高めに設定すると乾燥しがちなので、適度な温度でキープするのがポイントです。シートヒーターがある場合は、背中や腰回りだけを温めて体全体の血流を促すと効果的です。
- 窓を少し開ける:
車内が乾燥してきたら、一時的に窓を少し開けて換気しましょう。外の空気を取り入れることで、眠気予防にもなります。
- 携帯型加湿器の使用:
車内にUSBタイプの小型加湿器を置いておくと、乾燥対策ができ、のどや肌の調子も整います。長時間運転が続く場合にも効果的です。
冬に役立つ万能アイテム紹介
寒さ対策に便利なアイテムを車内に常備しておくと、冬のドライブが快適になります。
以下のアイテムは、どのトラックドライバーにもおすすめです。
- ブランケット:
シートにブランケットを敷くだけで、座り心地が良くなり、冷えも軽減できます。休憩時に膝に掛けるとさらに暖かく、リラックスした時間を過ごせます。
- 使い捨てカイロ:
運転中は背中や足元に貼ると体を芯から温めてくれます。特に早朝や夜間の出発時に便利です。
- 保温ボトル:
温かい飲み物を入れられる保温ボトルも冬には欠かせないアイテムです。寒さを感じた時にひと口飲むだけで気分がほっと和らぎます。
安全運転のための冬季準備
冬は道路が凍結しやすく、スリップや視界不良も多くなります。
車両のメンテナンスやタイヤチェックも欠かさずに行い、安全に備えましょう。
- タイヤの交換と点検:
降雪地帯や凍結が予想されるエリアを走行するなら、スタッドレスタイヤに交換しておくのが基本です。タイヤの溝の深さを確認し、しっかりとしたグリップ力を維持しましょう。
- ワイパー液の補充:
冬用の凍結防止ワイパー液にしておくと、霜や雪の影響を抑えられます。視界が悪くなりがちな冬に備え、ワイパーの状態も点検しておきましょう。
- 緊急用キット:
寒冷地でのトラブルに備え、簡易ブースターケーブルやスコップ、脱出用チェーンなども車内に用意しておくと安心です。
まとめ
寒さの厳しい冬も、準備をしっかりしておけば安心して運転業務に集中できます。防寒対策を万全にし、車内を快適に保つ工夫やアイテムを揃えて、体調を崩さずに安全運転を心がけましょう。冬支度をしっかりと整えて、寒い季節を元気に乗り切りましょう!
次回更新は11月26日更新予定! お楽しみに!
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