全ト協が今年2月に大阪トラックステーション(大阪府寝屋川市)に、「黄金のペットボトル」の専用捨て場(写真)を設け、半年が経つ。

道路施設部の担当者は「ドライバーから専用の捨てる場所があればとの声もあり、設置に踏み切った」と話す。

 

同TSのトイレは、駐車エリアの中央に独立して建つ〝サテライト式〟で、「食事をする建物から離れているので捨てる側も心理的に負担が軽く、利用しやすいと考えた」。

トイレ棟の入り口に専用の水道と流し台を設置。中身を流した後ペットボトルを水洗いし、専用のゴミ箱に入れてもらう――この手順はパネルで説明されている。なお、流し台は他施設からの使い回しで設置費用を最小限に抑えたという。

 

半年が経つが「利用者は多くはないものの、施設の管理業者に聞くと、場内に放置される黄金のペットボトルが減っている」とし、効果が出ているという。