ワールドサプライ　館内物流業務の受託件数１００施設に

ＳＧホールディングスグループで百貨店・大規模小売店向けの納品代行や店内配送を手がけるワールドサプライ（坂上公彦社長、東京都江東区）は、１０月１７日に開業した「京都髙島屋ＳＣ専門店ゾーン『Ｔ８』」の受託で、商業施設における館内物流業務の受託件数が１００施設となったことを公表した。

同社は、大型・複合商業施設において、各運送会社から施設内のテナントへ納品される荷物を集約し、施設内指定配送業者として店舗まで配送するサービスを提供している。

同サービスは、施設内外の物流環境を向上させることを目的に、２０１１年に静岡市の商業施設「新静岡セノバ」の館内物流を受託したのが始まり。

同サービスによって、納品物を運ぶ運送会社のドライバーを納入口で待機させることなく、また、複数の運送事業者が納品のために施設内を行き交うことがなくなり、スムーズな施設運営を実現しており、「トラックドライバーの作業軽減による労働時間の短縮」「施設周辺の交通渋滞の緩和」「施設に到着するトラックの待機時間削減による ＣＯ２排出量の削減」が図れるとしている。

受託施設は、北海道１、東北４、北陸５、関東３６、甲信越１、中京１５、関西２１、中国５、四国５、九州・沖縄７施設の合計１００施設。

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