センコーグループホールディングス(福田泰久社長、東京都江東区)はこのほど、新東名高速道路の浜松SAスマートインターチェンジ近くに、同社グループ初のトラック中継輸送専用の大型施設を2024年8月に開設すると発表。

 

同施設の駐車可能台数は約50台で、荷役・簡易保管施設も併設し、貨物の積み替えによる中継輸送にも対応。開設後はドライバー専用のシャワー室や休憩室、仮眠室も完備する予定。

同社では、輸送区間の前半を鉄道コンテナで運び、同施設で貨物をトラックに積み替え、後半を陸上輸送するマルチモーダル交通体系を見据えた長距離輸送サービスの提供拠点としても活用していくという。

 

2025年2月には同施設に隣接した3温度帯の大型倉庫も建設し、2024年問題対応のため、東阪間に新たな在庫拠点を設けたい荷主の開拓や静岡県西部エリアでの倉庫事業拡大を図るとしている。

 

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