陸上貨物運送事業労働災害防止協会(渡邉健二会長)が5月7日に発表した、2020年の陸運業の労災発生件数(確定値)によると、死亡事故が過去最少となった前の年比13.9%減の87人だった。16年から4年ぶりに労災死者100人以下となったが、死傷災害は2.8%増の1万5815人と微増だった。陸災防では「コロナ下の変化が表面化」と指摘。経済活動の低迷でトラックの稼働が低下し、死者減となったが、巣ごもり消費で宅配貨物が活況になり、死傷災害が増加したと見ている。(佐々木健、伊代野輝)
【グラフ=16~20年の死傷者数、死者数の推移】


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