シズナイロゴス(伊藤功一郎社長、札幌市白石区)はこのほど、DX戦略を策定したと発表。

DX関連投資額として、売上高の0.5%を予算化し、主に「在庫管理・受発注業務のシステム構築(EDI)」「倉庫管理システムの導入(WMS)」「倉庫支援システムとの連動(勤怠・生産性把握)」などを進める。

EDIは、既存のファクス・メールでの受発注・在庫照会から、専用回線を用いて情報共有することで、データの差異をなくし、作業の簡素化を進める。2022度下半期中に荷主1社に構築、2023年度までに荷主5社への構築を目指す。

WMSは、生産性を把握したうえで、商品と社員の適切な配置を行い、リードタイムの短縮を目指す。また、クラウド化にも取り組む。2022度下半期に1事業所に構築、2024年度上半期までに3事業所への構築を目指す。

勤怠・生産性把握は、必要な時に、必要な場所にマンパワーを投入する為、事務作業の軽減をはかるほか、作業手順の見直しも行う。2023年度下半期に1事業所、2024年度上半期までに2事業所への拡張を目指す。

また、外部教育機関と連携し座学研修を実施、全社的にITリテラシーの底上げを行うほか、IT人材の創出を進めるため、ITパスポートやMOSなどの資格取得を推奨する。

このほか、情報セキュリティ基本方針を策定し、これを徹底する。同社ではSECURITY ACTION制度に基づき、8月10日に二つ星を宣言。BCP対策も考慮し、DX化の推進に合わせ、クラウド化に取り組む。

 

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