日本通運は5月30日、超低温管理の医薬品産業に向けたロジスティクスサービスを開始した。

日本通運では、これまでに医薬品物流プラットフォームとして2~8度(冷蔵)、15~25度(定温)の2温度帯の厳格な温度管理のサービスを提供しているが、この度マイナス20~マイナス85度の超低温度帯にも対応できるサービスへと刷新した。

NXグループでは、「NXグループ経営計画 2023~非連続な成長”Dynamic Growth”~」のコア事業の成長戦略における重点施策として、医薬品産業を重点産業と位置付けており、国内外で医薬品適正流通基準(GDP)に基づく品質管理の体制構築と基盤整備を進めているが、「今回のサービス刷新により、医薬品の研究開発段階や製剤工程等における超低温での保管や輸送が可能となり、医薬品関連の原料、中間体、原薬、完成品など幅広い領域の温度管理に対応するロジスティクスサービスが提供できるようになった」と話す。

 

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