物流エコノミストの鈴木邦成氏(日大教授)と中村康久氏(ユーピーアール)の共著、「考え方がすぐわかるスマートサプライチェーンの設計と構築、物流DXが起こす変化をつかむ」が4月8日に白桃書房から発売された。

同書は、2020年に出版された両氏の「スマートサプライチェーンの設計と構築の基本」の改訂版。内容を大幅に刷新し、コロナ禍以降の社会情勢の変化に合わせてアップデートした内容になっている。

鈴木氏は、「コロナ禍とDXが社会や経済の進化を急激に加速させているが、すぐにでも社内システムの一新を検討すべき事態が迫ってきている」と指摘。「特に、大きく影響を受ける物流業界は、変貌しているスマートサプライチェーンの実態を知り、さらに今後の展開をイメージしておくことが大切」と語る。

「本書では、今起こっていることと、これから起こるであろう変化をどう読み解き、どう対応していくべきかのヒントを、裏付けとなる専門的知見とともに社会情勢や海外のケース、図表を用いて、やさしく解説している」という。

A5判116ページで、価格は2000円(税込み)。

 

◎関連リンク→ 「考え方がすぐわかるスマートサプライチェーンの設計と構築、物流DXが起こす変化をつかむ」