萩原・運輸が破産開始決定
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Image: weekly-net.co.jp
㈱萩原・運輸(宮城県黒川郡大衡村大衡字待井沢57―6、設立1992年=平成4年7月7日、資本金2950万円、萩原研一社長)は2021年8月31日までに事業を停止し2月3日、仙台地裁から破産開始決定を受けた。
破産管財人には米谷康弁護士が選任されている。
負債総額は約2億9500万円(2021年3月期時点)。
一般貨物自動車運送業を目的に設立。地元建設資材販売業者や大手食品メーカーなどの優良荷主を主力として2004年3月期には売上高約6億3000万円を計上していた。
しかし、以降は市況の低迷などから受注量は伸び悩みを見せ、売上規模は2億円前後の推移を余儀なくされ、債務超過状態での経営を強いられていた。その後も資金繰りは改善せず、2017年5月には本社不動産へ差押登記がなされるなど(2017年11月に抹消)、厳しい状況に陥っていた。2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響から受注量は伸び悩み、2021年3月期の売上高約1億8000万円に対し、最終赤字約4000万円の計上を強いられ、債務超過額が拡大。同年8月に各取引先へ事業停止する旨を通告していた。
なお、同社事業については同年11月から県内の別会社へと移管されている。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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