日本自動車タイヤ協会(=JATMA、東正浩会長、東京都港区)は11月5日、大型車の車輪脱落事故防止啓発活動の一環として、「増し締め啓発チラシ」を発行。

大型車の車輪脱落事故の発生件数が2020年度に131件で統計史上最多となったことから、運送事業者及び大型車使用者に呼びかける啓発チラシで開発活動を実施する。

「車輪脱落防止対策は運送事業者等の役割です!」をメインメッセージとして、タイヤ交換後に必ず増し締めを実施して、1日1回緩みの点検を行うことで、ホイールナットの緩み、車輪脱落を防止する。

特にタイヤ販売店や車両整備会社などでタイヤ交換を行っている場合、整備士が適正トルクで締め付けたものでも、ホイールナットの初期なじみにより締め付け力が低下するため、自社に持ち帰ってからの増し締めや点検が必要だとしている。

◎関連リンク→ 一般社団法人日本自動車タイヤ協会