カンダホールディングスは10月10日、同社の本社研修室でダッシュ21中央発表会(第26回)を開催した。審査の結果、ドライバー部門は、ヤマナシ流通の「かいじ32号」(テーマは「集配業務の効率化」)、庫内・管理部門は、ペガサスグローバルエクスプレスEC事業部の「チームEC2021」(テーマは「食料品業務の問い合わせ件数減少」)が、それぞれ最優秀賞を獲得した。

ダッシュ21推進委員長を務める原島藤壽社長は開会あいさつで「今年の経営方針は、メインスローガンに『変化の年をシンカの年にしよう』を掲げている。何事も時代の変化に合わせて柔軟に変わっていく『進化』も必要。ダッシュ活動も時代に合わせて『進化』していかなければいけない。ダッシュ21の改善活動はカンダグループの発展の『源』(みなもと)。コロナ禍の状況にもよるが、 来年も再来年も続けていく。ダッシュ活動を通じて、『今日より明日がよりレベルアップできるように』、そしてこの活動が皆の『安全』と『安心』と『生活向上』につながることを祈念する」と述べた。

前回は、新型コロナウイルス感染拡大により開催を見合わせたが、今回は各サークルが三密を避け、会合の持ち方を工夫しながら、なんとかコミュニケーションを取り合っての活動となった。 キックオフは昨年10月。活動期間は1年間。スローガンは、ドライバー部門が 「安全・安心・事故防止」、 庫内・管理部門が「改善・改革・品質向上」。 216サークル、総勢3452人(ドライバー部門64サークル・839人、庫内・管理部門152サークル・2613人)が参加した。

今年は例年と違い、コロナ禍であるため、キックオフから発表までは、活動の方法を考えることから始まったという。できる限り一堂に集まった会合を避け、掲示板などを使用した伝達や、WEBを活用した会合を行ってきた。その成果を発表するブロック発表会でも、感染拡大防止を念頭に、ビデオやWEBを駆使しての発表会や、発表サークルを入れ替えたりしながらの発表会を続けてきた。

中央発表会は、各ブロック発表会を勝ち抜いたドライバー部門11サークル、庫内・管理部門16サークルの発表内容をビデオ編集し、それを26人の審査員が視聴して審査を 実施。中央発表会に出場したサークルの発表内容や審査の光景は、改善活動の参考事例としてDVD化し、カンダグループの全職場で共有するという。

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