朝日通商(後藤耕司社長、高松市)が主催する地域の中小企業の海外販路開拓を支援する事業「瀬戸内グローカルラボ」への参加企業が徐々に増えている。これまで農産物や菓子などを取り扱い、同社の物流サービス機能を生かして香港へ輸出。月間取扱量の平均が40㌳コンテナ1個分とまだ少ないが、日本貿易振興機構(JETRO)の専門家派遣(ハンズオン支援)の対象事業への採択を機に、シンガポールを新たな輸出先に加え、9月末からサポートを開始。今後も地域商社として商談の代行を含めたより幅広い支援を行い、地元企業の販路拡大を後押ししていく。(江藤和博)
【写真=グローカルラボの発会式であいさつする後藤社長(19年11月)】


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