テルヤン:カズキ~!めっちゃ感動的なニュース見つけてん!アマチュア落語の日本一決定戦で運送会社勤めのおっちゃんが優勝したんや!
カズキ:ほんま?どんな人なん?詳しく教えてくれへんか。
テルヤン:東京から参戦した61歳の鈴木さんっちゅうおっちゃんやねん。高座名は松鈴亭竜扇言うねんけど、初エントリーで一発優勝したんよ!
カズキ:へぇ~初挑戦で頂点取るとか、相当の腕前やったんやろな。どんなネタで勝ったん?
テルヤン:それがな、自分の仕事の運送業の人手不足を題材にした「ドロ~ン」っちゅう創作落語やってん!あの世からドライバー募集するっていう斬新な設定で会場沸かせたらしいわ!
カズキ:なるほど!時事ネタを自分の職業経験と絡めるのはええアイデアやな。審査員の反応はどうやった?
テルヤン:桂文枝師匠が「僕の落語より上や」言うて大絶賛したらしいで!社会問題取り上げたのと、キャラクター表現の上手さが高評価やったみたいやわ。
カズキ:そのネタ、職場の人には内緒で作ったんかな?バレたらどうなるんやろ。
テルヤン:そこがおもろいとこで、会社には黙って作ってたみたいやねん。「これでバレてもうた、明日からどないしよ、最悪転職も考えとります」言うて笑い取ってたで!
カズキ:ハハハ!でも笑い話やなくて本気で困ってるかもしれんな。ちゃんと個人情報や会社の機密情報には配慮してやってほしいわ。コンプライアンス違反にならんように。
テルヤン:せやな~。でもな、この人10年前に子どものために落語ワークショップ行ったのがきっかけで、自分がどハマりしてもうたらしいわ。娘の運動会より落語優先して奥さんに「別れるわ」言われかけたこともあったとか!
カズキ:まぁ~そこはさすがにアカンわ!家族との時間も大事にせなあかんよな。今は上手く両立できてるんやろか。
テルヤン:せやで。還暦迎えた去年からこのネタ練ってきて、今回実を結んだんやろな。「生きててよかった」って涙ぐんでたらしいで。感動的やわ~。
カズキ:ええ話やな。ちなみに2位と3位は誰が取ったん?
テルヤン:京都の郵便局員さんと神奈川の会社員さんやって。あと池田市長賞は富山のラジオパーソナリティーの人が受賞してたわ。みんな50代以上の渋い人らばっかりやな!
カズキ:人生経験積んでこその芸やからな。わいらもいつか挑戦してみる?漫才じゃなくて落語で。
テルヤン:ええなぁ!でもその前に、家族サービスしっかりしとかなあかんで!奥さんに「さよなら~」言われたら、それこそ「ドロ~ン」や!
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出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/022ccec2713dcfb74fc962e71db7896bd4eafc5d
