日本タコグラフ製造事業者工業会 タコグラフメーカーらで発足
4回閲覧

Image: weekly-net.co.jp
タコグラフ製造事業者を中心に業界への貢献とタコグラフの価値向上を目指し、3月3日に設立された日本タコグラフ製造事業者工業会(寺澤敦志代表理事、矢崎エナジーシステム専務、東京都港区)。このほど記者説明会を開き、同会発足の趣旨や事業内容を報告した。
寺澤代表理事は、「この工業会はまだ歩み始めたばかり。ぜひ業界関係の方々からご指導いただきながら発展していければ」とあいさつ。来賓として、国交省物流・自動車局安全政策課から谷合隆課長が出席した。
同会は寺澤代表理事をはじめ、森島敬一朗理事(データ・テック社長)、酒井健二理事(トランストロン シニアディレクター)、根本敏則監事(敬愛大学特任教授)の役員を筆頭に正会員9社と賛助会員3社から構成される。
酒井理事は発足の経緯について、「前々から構想はあったが、デジタコがある程度普及してきたことで、これはメーカー同士で協力して業界に貢献活動をしていくべきとお互いに一致した」と説明。
同会でまず取り掛かる項目としては、交通事故・過重労働撲滅、適正運賃収受等の促進イベントや啓もう活動の実施。ほかにも、運輸安全面に関する行政の諮問機関として共通見解の調整や提言、交通事故や労働災害などを起こさせない新技術検討などを盛り込んでいる。