T2 佐川急便、西濃運輸など5社と「自動運転」初の商用運行開始
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Image: weekly-net.co.jp
T2(森本成城社長、東京都千代田区)は7月1日、自動運転トラックで関東―関西幹線輸送の商用運行を開始した。
自動運転トラックでの幹線輸送の事業化は国内で初の事例となり、佐川急便、西濃運輸、日本郵便、福山通運、三井倉庫ロジスティクスの5社が商用運行のユーザーとして参画。商用運行は、ドライバーが乗車したうえでハンドルから手を放すレベル2の自動運転トラックを用いて取り組み、2027年にはドライバーの乗車を必要としないレベル4による幹線輸送の実現を目指していく。
商用運行の開始後は、これまでの実証より運行本数を4倍以上に増強し、運行頻度も週1回から週5回程度に増やし、ユーザーに合わせた継続・安定的な輸送を行う。
さらに、これまではドライバーと一緒にT2のエンジニアが同乗していたが、自動運転トラックを運用するために必要なトレーニングを積んだドライバーの「ワンマン運行」に切り替え、通常の運送会社と遜色のない体制を構築する。
運行区間は、東名高速道路の横浜青葉IC(神奈川県)から阪神高速道路の魚崎出入口(兵庫県)までの約500kmを設定したうえで、今後、四国・九州へ延伸も行っていくという。
◎関連リンク→ 株式会社T2