ネスレ日本(深谷龍彦社長、神戸市中央区)は、日本貨物鉄道(JR貨物)およびそのグループ会社と連携し、2024年2月から開始した中距離帯での定期貨物鉄道輸送を拡大する。新たに貨物鉄道とトラック輸送を併用した中国・四国方面への新ルートを構築。運用を開始した

これにより、1日あたりの輸送量は最大340トンとなり、年間での輸送量は前年同期比で約1.6倍となる見込み。

同社は環境への配慮をバリューチェーン全体で実践しており、物流分野では2009年からモーダルシフトを推進。新ルートの導入により、年間約7000台分のトラック輸送が削減され、CO2排出量は約1100tの削減が見込まれる。

◎関連リンク→ ネスレ日本株式会社