岡崎通運(天野保弘社長、愛知県岡崎市)に勤務するモンゴル国籍の社員はこのほど、平針運転免許試験場で「外国免許切替」実技試験に合格し、自動車運送業分野「特定技能1号」在留資格の申請要件を満たした。現在、同資格取得に向けて手続きを進めており、愛知県下でもトップクラスの早さでの取得となる。

 

「特定技能1号」とは日本が受け入れる外国人労働者が一定の専門性・技能水準を持ち、実務に即した知識や技術を要する業務に従事することを目的として与えられる在留資格。自動車運送業は2024年、新たに特定産業分野として定められた。自動車運送業分野では外国運転免許切替が必須条件で、準備期間としての「特定活動」在留資格の期間内(トラック運転手の場合、最大6か月間)に達成することが求められる。

今回、同資格を取得する社員は2020年に同社へ入社し、真摯に業務に取り組み、高い技能と勤勉な姿勢で社業に貢献してきたという。

同社は引き続き、外国人労働者の受け入れと育成に注力し、多様な人材が活躍できるよう職場環境のさらなる整備を進める考えだ。

◎関連リンク→ 岡崎通運株式会社