マグチグループ 大阪・関西万博の場内物流を支援、トラック50台100人体制で
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Image: weekly-net.co.jp
4月13日に開幕した大阪・関西万博。会場内の貨物取扱と物流に関し、JV(共同企業体)として指定を受けるマグチグループ(袋井隆COO、大阪市港区)は期間中、社員100人と協力会社を含むトラック50台の体制で臨む。同社・万博事業の実務責任者は、「会場内の納品渋滞や物量に伴わない車両なども想定される」として、円滑な運営のために取り組んでいる。
日本国際博覧会協会は4年前、大阪・関西万博の円滑な運営のため推奨物流事業者17者を選定。マグチグループは住友倉庫グループと組んだJVで17者のなかでも高評価を受け、期間中のパビリオン参加者などへの物流支援にあたる「場内貨物取扱指定事業者」(2者)にもJVとして選ばれた。
同社の万博事業実務を担当する湯浅勝也トランスポート事業本部長は、「納品の渋滞や物量に伴わない車両などからくる運用の遅延も想定される」とし、荷受担当者を増員。配送では共同配送を推奨するなど効率的な運行を呼びかけているという。
同社は、夏季を中心として猛暑も想定されるとし、場内で従事する社員の熱中症などへの対策も講じる。また、豪雨なども想定した商品用のカバーや雨具も準備した。
同本部長は、「この事業に参加できることはたいへん名誉ある経験。来場される方々の笑顔を願い、会場内の物流実行チームとして全力を尽くしたい」と話す。
◎関連リンク→ マグチグループ株式会社