船井総研ロジは5月29日に、「バングラデシュ現地採用緊急報告セミナー」を開催する。「現地面接をした会社から聞く、バングラデシュドライバー採用のすべて」をテーマに、現地面接実施企業によるパネルディスカッションや「なぜバングラデシュなのか、どんな国なのか、どんな人材がそろっているのか」などの解説を予定。同社は、「12月までに外国人ドライバー採用を計画されている企業向けのセミナー」と説明する。

 

同セミナーでは、外国人ドライバーに関する5つの講座を設定。第二講座では、「動き出した自動車運送分野特定技能制度評価試験」と題し、国交省物流・自動車局専門官の上中理史氏と日本海事協会交通物流部技師の清水友望氏が登壇。「先行した特定技能評価試験から見えてきた市場のニーズ」「国交省としての取り組み方針と今後の実施要項」などを解説する。

 

第四講座「実際にバングラデシュへ面接をしに行った運送会社の本音」では、パネルディスカッションを予定。パネラーには、東運輸代表取締役の飯田武徳氏、山商運輸代表取締役の小竹逸代氏が登壇。船井総研ロジは、「第1回面接ツアー参加企業によるパネルディスカッションにより、実際に面接してきた企業の生の声をお聞きいただける。各企業が感じていた不安と、いま感じている期待感を感じていただける」としている。

 

また、面接準備、面接、雇用契約、在留資格認定証明書申請、住居準備、受け入れ体制など、実際の受け入れまでに必要なステップを詳しく解説。「採用計画から入国、就労開始までの具体的なプロセスや各ステップで気をつけるべきポイント、時間のかかる手続きなどもお伝えする」。

 

 

同社は、バングラデシュについて、「既に多数のドライバー母集団を形成」「日本と同じ右ハンドル・左側走行」「敬虔なイスラム教徒で、お酒を飲まない人が多い」「出稼ぎ労働を国策として推進してきた歴史」「男性労働力が豊富で、日本で働きたい人材も多い」といった点を評価。

 

また、「大型トラックを運転してもらうのに経験は最重要」「トラックドライバ―経験者を採用することで、技術面で安心感を持てる」「新たにドライバ―を育成するには時間もコストもかかる」「現状、5年間しかない特定技能第1号では、1年も無駄にはできない」「日本の法規制をしっかり教えることで、即戦力化できる」といったことから現地採用の必要性を強調している。

 

開催日時は、5月29日(木)午後2時から同5時まで。

 

会場は船井総研グループ東京本社「サステナグローススクエア TOKYO」セミナールーム。

 

受講費用は、一般2万7500円(税込)。

 

申し込み締切りは、5月23日(金)17時まで。

 

◎関連リンク→ バングラデシュ現地採用緊急報告セミナー