総合物流企業の高末(高村徹郎社長、名古屋市熱田区)では中ロット貨物の積み合わせサービスである「タカスエロット便」を通して、輸送シーンの効率化などを提案している。

タカスエロット便は東海エリアを中心とした関東および関西圏で展開。積載物量が車扱いには少なく路線貨物には多い荷物(1〜3t)を対象に、車扱いや路線便に比べてコストを抑え、積み替えがないため荷物事故といったリスク低減も期待できる点などが特徴。

また長尺物・異形物の運送にも対応。およそ800台の車両ネットワークや独自のシステムで、余分な作業やトラブルを抑えることでドライバーらの労働環境改善にも寄与し、さらに中継輸送を組み合わせることで翌日配送を可能としている。

関係者は「利用者の増加は配車効率が高まることでもあるので、顧客満足度を上げるためにも周知と拡大をいっそうはかっていきたい」とコメント。創業120年という同社の歴史も、サービスを利用する側にとっては何よりの安心材料と言えるだろう。

◎関連リンク→ 高末ホールディングス株式会社