シーエックスカーゴ(佐藤豊社長、埼玉県桶川市)では、障がい者雇用の観点から、定期的に特別支援学校を対象にした見学会の開催や、入社後の積極的なフォローアップ研修などの取り組みを行っている。

11月には千葉県で開催された「企業と特別支援学校をつなぐセミナー『幅広い人材の活用』~特別支援学校からの障害者雇用適材適所で戦力に~」で、同社野田流通センター業務3課SC4G主任・障害者職業生活相談員の吉本英明氏が自社の取り組みを説明した。

同セミナーは企業や地域の特別支援学校への理解を深めるとともに、生徒の就労機会の場を広げることを目的として開かれた。

障がい者を5人以上雇用する事業所は、障がい者職業生活相談員を選任することが義務付けられており、吉本氏は同社で同相談員として勤務、各拠点で障がい者雇用の定着に務めている。

約70人が参加した同セミナーでは、同社の障がい者雇用の取り組みについて、吉本氏が自身の経験を交えながら説明。

参加者からは「安全について取り組んでいることは何か」「一緒に働く社員の理解度を高めるための教育などは実施しているのか」などの質問が出た。

同氏は「聞き手側がもっと実用的に持ち帰れるような題材を話せればよかったかな」としつつも、「今回のセミナーを経験できたことは、私にとって凄くプラスになった」と話している。

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