JFEエンジニアリング CO2液化・貯蔵・荷役設備を竣工
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Image: weekly-net.co.jp
JFEエンジニアリング(福田一美社長、東京都千代田区)は、日本CCS調査から受注した「CO2液化・貯蔵・荷役設備建設工事(EPC)」を竣工した。
同工事は、日本CCS調査が2021年6月にNEDOから共同で受託した「CCUS研究開発・実証関連事業/苫小牧におけるCCUS大規模実証試験/CO2輸送に関する実証試験」事業で使用する諸設備の一部を建設したもの。
同社は関西電力舞鶴発電所から排出される、石炭火力燃焼ガスから分離回収された年間1万㌧規模のCO2を液化、貯蔵し、船舶へ払い出すことができる陸上設備の設計から建設までを一貫して担った。この陸上設備は、低コストかつ大量のCO2船舶輸送を実現するための技術として期待される低温・低圧条件下で設計されたCO2液化・貯蔵・荷役設備となる。
同工事を通じて培ったプラント設計・建設実績、技術的知見を集結し、将来的なCO2の大規模船舶輸送に伴うインフラ整備需要を、確実に支えていくとしている。
◎関連リンク→ JFEエンジニアリング株式会社
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